森

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:33:42.00 ID:S0101LbA0

たったら書き始めます。


(元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344933222/)


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:34:42.13 ID:5w8u63E60

ダメぇ━(*´・д・)━!!!


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:40:55.68 ID:MGB8vGjt0

夏といえば怖い話だな

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:36:03.25 ID:S0101LbA0

では、たったようなので書きます。

黄泉の御口



俺が小さい頃の話だ。

俺の田舎は関東北部の山奥にある。

その日も、例年通りに実家に帰省していた。

祖父「よく来たね、大きくなって。」

祖父と他愛もない会話をして家の中に入った。

祖父「毎年のことだが、前にある森には入ってはならんよ。」

※既出ではありません。


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:36:48.85 ID:S0101LbA0

祖父の家の前から2km程の場所に大きな森がある。

森といっても、少し標高もあり当時の俺には小さい山にも見えた。

そして、その森はなぜか昔から入っては行けない森だと聞かされ続けていた。

なんでも、はるか昔からの禁忌が封印されている黄泉の御口なるものがあるとか。

当時、俺は祖父が俺が危ない目にあわないように言った悪い冗談だと思っていた。

それに俺自身昔から、この森にちょっとした興味があった。


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:37:28.13 ID:S0101LbA0

そして俺は、幼なじみのS太を誘って、森を探検しようと提案した。

S太もこの手の話にはノリがいい。

S太「OK!じゃあ、明日午後二時に森の入口集合な。」

こうして、森の探検が決まった。

翌日俺は昼飯もそこそこに森の入口へと向かった。

S太もすでに到着していた。

そして森の中へと入って行った。


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:38:12.37 ID:S0101LbA0

それ程規模は大きくないから、迷っても何処かへは出られるという軽い考えから俺達は準備をあまりしてこなかった。

持ち物は、懐中電灯、おにぎり、水筒、マッチぐらいだ。

しばらく歩いたが一向ににソレらしいものは見えてこない。

S太「結構歩いたよな・・・。」

どうやらS太もくたびれてきたようだ。

S太「やっぱり、お前のじいちゃんの嘘なんじゃない?」

しかし、あの時の祖父の顔は真剣そのものだった。


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:38:43.21 ID:S0101LbA0

俺「そうは思えないけどな・・・。」

S太「陽も暮れるし帰ろうぜ。」

俺達は帰ろうとした。

が、一時間は歩いただろうか、出口が見えない。

S太「一本道だったよな?迷うわけないよな?」

来る時は30分程の道のりだっただろうか、しかし、一時間以上歩いても同じ道が続いているように感じた。

この時すでに俺達はソレに関わりを持ってしまっていたのだ。


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:38:44.65 ID:H+1SPe830

え?何何何何なになになに!!?


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:39:22.51 ID:S0101LbA0

さらに30分程歩くと、前方が開けてきた。

S太「出口か?やっとだぜ・・ 」

しかし、俺達の目に飛び込んできたのは・・・。

俺「ここは?一体?」

そけは見たことがない、いや常識では考えられない様な場所だった。


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:40:23.69 ID:S0101LbA0

はるか彼方に見える山まで10kmは離れているだろうか。山自体も恐ろしく高いようで頂上が見えない。

そして、広大な土地の真ん中にソレはポッカリと口を開けていた。

周囲には、溶岩が煮えたぎっているようだ。

俺「もしかしてこれが黄泉の御口?」

S太「なにいってんだよ。そんなの迷信だろ?」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:41:02.81 ID:S0101LbA0

しかし、眼前の光景を目の当たりにして、いつまでも疑ってはいられなかった。
俺「おいS太、あれって・・・。」

御口を見ていると、中から誰が出てくるようだ。

が、すぐに俺達は直感的に目を逸らした。
間違いないアレは・・・。
俺「今の見たか?」S太「見ちまったよ、なんだよアレ。」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:41:37.44 ID:S0101LbA0

上手く言葉では言い表せないが、正にソレは怨念に満ち溢れた人間の負の部分を具現化しているような感じだった。

俺「ヤバいぞ、ここ。戻ったほうが・・・。」S太「賛成だ、逃げろ!!」

俺達は必死に逃げた。が、気づかれた。

ソイツは俺達に気づくと考えられないようなスピードで迫ってきた。

ヤツはS太の足首を掴んだようだ。


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:42:58.57 ID:Fcm2qMzh0

なんという口達者なS


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:42:08.88 ID:S0101LbA0

後方から聞こえるS太の悲鳴。

そこで俺の記憶は途絶えている。

目が覚めると、そこは畳の部屋でおびたたしい量のお札が俺の体に張り付けられていた。

祖父「覚めたか、よかった。本当に。」

目が覚めると近くには祖父とお坊さんがいた。


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:42:41.00 ID:S0101LbA0

俺「あのS太は?」

お坊さんは首を真横に振ってこう言った。

「彼はもう駄目かもしれん。」

俺は言葉の意味が分からなかった。

その後、S太に会うことは無かった。

噂では特殊な施設に軟禁されているとか。


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:43:55.51 ID:S0101LbA0

落ちはぱっとしませんが、以上です。閲覧ありがとうございました!


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:45:25.26 ID:S0101LbA0

苦情は受けます!初創作ですので


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:48:46.22 ID:1cA7fort0

△ 28点 オリジナリティと迫力に欠けます


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:49:28.83 ID:S0101LbA0

>>50 ご指摘感謝します


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 17:59:12.23 ID:F+zreF930

かんかんだらを凄くあっさりした話みたいだな


1001:以下、名無しにかわりましてクズ吉がお送りします:2012/00/00(日) ID:lifehackest